昨日の記事を読んで、勘付いた方もいらっしゃったかと思いますが、情報基本権というものは必ずしも完全に保障されるものではありません。
プライバシーに属する事象を知られたくない権利と、人々の知る権利とが衝突する場合があるのです。例えば個人情報保護法は、プライバシーの権利を直接保護した法律ではありませんが、プライバシー意識の高さ…というか、プライバシーに対する神経質さが見て取れます。
また、個人のアクセス権と、国家や企業などの団体の秘密とが衝突することもあります。
権利と権利が衝突した場合、どこに線引きをして調整するのかという問題は、なかなか難しいものですね。
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